3階にベッドを移動したいけど階段が、お任せください!
上階へ家具を搬入するなら吊り作業専門業者へ
3階建ての新居や中古住宅を購入したり賃貸住宅を借りて、いざ引っ越そうと考えた時に前の家で使っていたお気に入りのベッドや引越しを機に買ったベッドを運ぼうとしたら階段の幅が無くて諦めてしまう人も多いはずです。
そんな階段での移動が難しいベッドを、3階まで持ち上げてくれる業者があります。
そういった業者の事を、吊り作業専門業者と言います。
吊り作業専門業者が行うベッドの3階への吊り上げ方法は、3つの方法が考えられます。
クレーンのよる吊り上げは、車両に2トン程度の荷物まで持ち上げる事が出来るクレーンが付いたクレーン車を使って持ち上げる方法です。
この方法のメリットは、クレーンを使って上げるので思い荷物を少ない人数で搬入できる点です。
大型のベッドであっても2トンを超える事はまずないので、ほとんどのベッドを搬入可能です。
デメリットは車両が入るような庭や駐車スペースの確保が必要である事と、車両を使うためその分料金が高くなる点です。
荷揚げ機・昇降機による吊り作業
荷上げ機や昇降機などの機械を使って、ベッドを持ち上げる方法もあります。
マンションのベランダの手すりや階段の手すりなどに、伸縮性のあるハシゴを固定して、ハシゴに昇降機を取付て荷物を持ち上げる方法です。
クレーン車の入れない狭いスペースでも簡単に組み立てて設置する事が出来るのがメリットで、電動の昇降機の力で持ち上げるので2トンは無理ですが、比較的重いベットやマットレスも楽に持ち上げる事が出来ます。
デメリットは搬入するベランダや階段の手すりを掛けるので、それらの強度が必要である点です。
中古の木造で築年数が経った古い物件だと、専用のハシゴや昇降機を設置して作業していると破損してしまうリスクはあります。
昔ながらの人力手吊り作業
手吊りは、昔から用いられている荷物をロープで固定して、上階から人の手で引っ張り上げる方法です。
メリットはロープだけで、クレーンや昇降機などの準備が不要な点です。
だから昇降機を設置できないようなベランダや階段の手すりの強度の弱い住宅であっても、ベッドを3階まで持ち上げる事が可能です。
手吊りのデメリットは、人力で持ち上げるため、吊り作業の前にベッドを細かいパーツに分解する必要があり、吊り作業後の組立が必要になる点です。
さらにロープだけで固定して持ち上げる人と、吊り上げている荷物のバランスを見る人など多くの人力が必要になるため、クレーンや昇降機を使わなくても人件費が掛かってかえって高額になる事がある点もデメリットです。