お見積りはしっかりと、吊上げ家具の種類別の相場
吊上げ作業を依頼する際は相場と見積もりを要確認
一戸建て住宅への引っ越しの場合、曲がり階段のため大きな家具が2階に運び込めないという場合もあります。
また集合住宅の場合も、エレベーターがない、エレベーターがあってもスペースが狭いというケースもあるでしょう。
ほかにも集合住宅の階段が狭くて荷物を運びこめない、もしくはドアが小さくて大きな家具を運びこめない場合も見られます。
大きめの家具などが引っ越し先に運び込めない場合、吊上げ家具を利用することになります。
ここで注意が必要となるのが、吊上げ家具は相場を確認することが大切という点です。
お見積もりをしっかりと確認し、問題のない価格で利用できるようにしましょう。
相場はどうやって決まる?
吊上げ家具は種類別に相場を調べることが大切というイメージを持っている方もいます。
ですがソファーやマットレス、タンスなどの家具の種類別に吊上げ家具の相場が決まるわけではありません。
基本的に相場は、どのような方法で吊上げたのかという点によって決まるという点を押さえておきましょう。
基本的に吊上げの料金が変わるのは、どのような方法で吊上げを行ったのかというポイントです。
梱包した家具にベルトをかけて、人の手で引っ張り上げる方法を利用する場合、相場は10,000円~25,000円ほどになります。
ただし作業する人数が増えれば、その分だけ相場も高くなるため注意が必要です。
ソファーやマットレスなど比較的軽い家具であれば、人力による吊上げでも問題なく対応してもらえます。
しかしタンスは素材によっては重量があるため、人力で引っ張り上げてもらうのが難しいケースも見られます。
ほかにも冷蔵庫などの重量がある家電も、人力での吊上げが難しいため、ユニックや荷揚げ機、クレーンなどが使われる場合もあります。
作業人数や吊上げの方法によって料金が異なるため、個別に確認したうえで対応するようにしましょう。
ユニックやクレーンでの作業の場合、30,000~50,000円前後が相場です。
安く済ませるにはタイミングも大事
実際にどのくらいの料金が発生するかは、家具の種類ではなく、吊上げるサイズや重さによって変化することがほとんどです。
少しでも相場より安く荷物を移動させたいなら、最初に荷物のサイズを確認し、そのサイズの吊上げを安く行ってくれる業者を見つけるところから始めましょう。
また引っ越しする方が多いシーズンだと、料金は相場より高めの傾向が見られます。
相場より安く利用したいなら、吊上げを利用するタイミングに注意することも必要です。