足の外せないソファーの2階への搬入方法とは?
吊り作業専門業者の搬入の仕方
新しく購入したソファーを配置しようとしたところ、玄関に入れることができない、あるいは目的の部屋に入らないといったケースがあります。
足を外せるタイプなら対策は容易ですが、がっちりと本体に固定されているソファーですと個人では対処することが困難ですし、特に2階以上の部屋では手の出しようがありません。
しかしそういった場合でも、専門業者に相談をすれば問題なく設置できる可能性があります。
専門業者に依頼する場合、基本的には吊り作業によって窓から搬入を試みるのが一般的です。
クレーンで対象のソファーを持ち上げたうえで、それをゆっくりと部屋へと入れていきます。
窓からなら足のあるソファーでもゆとりを持って搬入でき、実際にこの方法で無事に設置できたというパターンも多いのです。
必要があれば窓枠の取り外し作業も行ない、広く開口したうえで搬入を試みます。
もちろん吊り上げ作業の際には、本体が傷つかないようにマットやクッションなどでしっかりと保護されますので、大切なソファーもキレイな状態のままで配置することが可能です。
時期によって料金は変動
吊り上げを依頼する際に気になるのが料金ですが、これは作業内容や依頼する会社によって差異があります。
相場としてはおよそ2~5万円ほどではあるものの、作業内容の条件次第で上下する可能性があるため、詳細はそれぞれの会社に確認しなければいけません。
また、時期によっても料金は左右されますので、できるだけ安く済ませたい場合はタイミングを見計らい依頼するのもポイントです。
基本的に引越しの繁忙期は料金が高くなりがちで、通常期と比べると割高に感じられやすいです。
ただ、安さだけで選んでしまうのも注意が必要と言えます。
作業品質やサポート体制などに違いがありますし、雑な仕事でソファーを傷つけられてしまわないとも限りません。
会社の信頼性や口コミでの評判も確かめながら丁寧に選び出すようにしましょう。
依頼前の下調べは念入りに
なお、状況によっては高額の料金が発生する場合もあります。
例えば、路地裏の住宅でクレーン車を入れることができないと人力での作業となるため、通常よりも高い費用が掛かりますし、人力でも難しいようですと断られてしまう可能性も否定できません。
困難な作業になりそうな場合は、まず下調べを依頼したうえで搬入の可否を考えなければいけません。
下見だけなら無料で行なってくれるところもありますので、一度プロに見てもらったうえで今後の流れを考えていくと良いでしょう。