引越し業者は嫌がる、大理石の天板の上階への搬入方法
大理石の天板は破損しやすく、断られる!?
引越し業者や家具の販売業者が最も嫌がるのが、マンションなどの上階へのエレベーターや廊下などに搬入が難しい大きくて重量がある高級家具です。
その中でも最も嫌われて断る業者が多いのが割れやすくて重い大理石の天板や、特注の大理石を使ったテーブルなどです。
そういった天板や家具は、お金持ちが使用する事が多くて、家の壁を建設する前に搬入して設置してしまう事が通例です。
だけど最近はお金持ちの中でも、タワーマンションのペントハウスが人気で住む人が増えて、そういった家具を引っ越し業者に依頼する件数も増えてます。
タワーマンションの場合は、そういった搬入作業を考えて業務用の車やトラック毎上階に上がれるタイプも出てはいますが、低層の高級マンションや中古の分譲マンションの場合は、そのようなエレベーターが無い事が多くて、引越し業者に断られる事が多いです。
ギリギリ横にすれば搬入可能な大理石の天板の家具であっても、横にする事を想定していない物が殆どで、さらに模様から一点物も多いため弁償も出来ないので通常は断られます。
吊り作業専門業者なら大丈夫!
そんな厄介で破損しやすい大理石の天板の家具でも、手吊りなどの方法を用いて搬入できる吊り作業専門業者があります。
何故吊り作業専門業者だと引越し業者でも嫌がる破損しやすい大理石の天板の家具の搬入を引き受けてくれるのかというと、大理石のテーブルなどの日本全国への搬入を専門にやっていて、経験と実績があるからです。
そういった業者では、実際に引越し先の搬入設備を調べたり、階段やエレベーターで運搬可能かや、吊り上げる場所の確保や手吊りやクレーンや昇降機などの機器を使ったあらゆる方法から、最善で安全な方法を提示して貰えます。
手吊りは字のごとく、大理石の天板の家具を傷つかないように、毛布などの布で包んで、均等に重量が掛かるようにロープを張って持ち上げる方法です。
主に2階から3階ぐらいの低層階への吊り上げ作業に向いています。
それよりも高い場合には、クレーンで吊って持ち上げる方法や、タワーマンションのベントハウスの場合は最上階に窓の掃除用などで知られる昇降機を設置して下から上げていく方法が取られます。
そして吊り専門業者に頼むメリットは、安全に搬入を頼めるだけではないです。そういった専門業者の場合は、ベテランのスキルの高い手吊り職人も専任でいたり、クレーン機器や昇降機も全て外注ではなく自前で持っているため中間マージンがない分格安で搬入出来ます。