ドラム式洗濯機の吊り上げ作業 | 人力とクレーンどちらが安い?
ドラム式洗濯機の吊り上げ作業は、人力とクレーンではそれぞれ料金体系が異なることが多いです。一般的には車両を使う方が高くつくイメージですが、実はクレーンの方が安くなるケースも珍しくないといえます。
その理由としては、ドラム式洗濯機の吊り上げの作業をする人員が少なく済むこと、つまりクレーンを使うことで人件費が抑えられることが挙げられます。ただ、人力でも比較的小型で軽量なドラム式洗濯機の吊り上げについては、こちらの方が安くなることもあるでしょう。
商品のサイズ、搬入経路や作業内容によってケースバイケース
吊り上げ作業の金額はケースによって異なり、大型のドラム式洗濯機であればクレーンの方が安く済む可能性が高いです。とはいえ、搬入経路や作業の内容、準備などはケースバイケースですから、予め見積もりを出してもらうことが大切です。見積もりの際は念のため両方の金額を出してもらい、比較して安い方を選択するのが良いでしょう。
しかし、金額があまり変わらなかったり、作業の難易度や所要時間などに差が出ることに注意が必要です。金額差が小さい場合は簡単に早く作業が済む方を選ぶか、傷や破損といったトラブルのリスクが小さい方を選ぶことになりそうです。
一般家庭で使用する大きさや重量のドラム式洗濯機の吊り上げは、2階くらいなら人力でも余裕で搬入できます。このケースは割と珍しくありませんし、一戸建てだけでなくマンションでも行われています。
車両を使えば4階、5階の高さまで対応できますし、人力では対応不可能な高さでも大丈夫です。それ以上となると他の方法も検討する必要が出てきますが、大半のケースは問題なく対応可能と判断されるでしょう。
人力は作業員の人数が多くなるほど高額に
肝心の金額ですが、2名で済む作業なら車両を用いなくても、人の力で吊り上げることができて費用も抑えられます。当然ながら必要な人員が増えれば費用も上がりますが、3名以上となればクレーンで吊り上げる方が安く済みます。4名かそれ以上の人手が必要になるケースでは、明らかに人件費が高くなります。
クレーンは高所作業や大型車を使うと高額に
クレーン作業の場合も、昇降機や大型車を使うとなると話は別で、安く済むのはユニック車と呼ばれる小型のクレーン車に限られます。ユニック車はトラックに吊り上げ装置が搭載されている車両で、一般的に広く用いられているものです。
ドラム式洗濯機の吊り上げにまさに最適ですし、大抵の搬入に対応できますから、費用を抑えて搬入を実現したい場合にうってつけです。費用は依頼する相手や作業内容によって変わりますが、傾向としてはこのように条件次第で安くなります。