エレベーターが小さくてソファを運び入れることができない場合は?
新型ウイルスの流行で緊急事態宣言が掛かった事で、政府や経団連の推奨でテレワークをしたり家庭で過ごす時間が増えました。外食や旅行に行けなくなった事でお金に余裕が出来た事や、家庭でリモートワークをしたり学校閉鎖で子供達が家にいる時間が増えて、少しでも自宅を快適な空間にするためにリフォームを行う人もいます。
でもリフォームやリノベーションなどを行うほど余裕がない場合は、手っ取り早く部屋の雰囲気を変えるために、家具を買い替える人も増えてます。家族が集まるリビングのテーブルやソファーの購入が増えましたが、それに伴ってマンションのエレベーターが狭すぎて運び入れる事が出来ないというトラブルが増加してます。
そういったトラブルを回避するために、日本の家具メーカーの中には、エレベーターに乗るようにコンパクトにして運べるものもあります。だけど部屋の雰囲気を変えて自分好みに変えるために大型家具を購入したのに、海外のかっこいいデザインが選べないと言うのも本末転倒です。
諦めなくてOK!吊り上げて搬入する方法もある
引越しても一生使おうと思っていたソファーが、マンションの小さなエレベーターのせいで運べず処分することになるのは辛いですね。
そんな時の便利な搬送に吊り上げがあり、これを使えば玄関や廊下や階段から運べないような大型のソファーやダイニングテーブルや大型のベッドやグランドピアノであっても、間口の広いベランダがあればそこから分解しなくても運び入れる事が出来ます。
家具の吊り上げサービスを利用する
“吊り上げ”とは、ソファーなどの玄関や階段から搬入できない大型の家具や幅が広い大型冷蔵庫などの家電を、人力やクレーンで吊り上げて搬入する方法を言います。吊り上げのメリットは、玄関や廊下やエレベーターの幅が狭い家でも大型の家具や家電を搬入できる事です。
吊り上げには作業員の人数が必要となるため、全ての引越し屋で依頼できる訳ではありません。専門にやっている業者を見つける必要があります。マンションの場合、2階以上のフロアへ搬入はクレーン車による吊り上げ作業がメインになります。
運び入れる窓やベランダの直下にトラックが停車できるスペースがあるか、ベランダや手すりの強度、窓枠の大きさは十分かどうかが運び入れ可能かのチェックポイントとなってきます。ソファのサイズや、住居の間取り、周辺環境によって吊り上げ条件が変わってくるため、搬入できるか不安な場合は専門業者へ相談してみるのがよいでしょう。