大きなベッドは配送・設置が大変!運搬のチェックポイントとは
大きなベッドを購入した場合や、引っ越しを行う場合には、搬入、搬出は非常に大変な作業となります。冷蔵庫やタンスなどの場合には、小さなサイズもありますが、一般的にベッドとなると人間が寝転がることになる為、人間の平均身長よりも長い大きさであることがほとんどです。
横幅を見ても最低でも1メートル前後のものとなり、大きなものとなると、キングサイズでは1メートル80センチ幅にもなります。ほぼ正方形に近いほどの大きなものもあることでしょう。基本的にこのような大きな家電製品は存在せず、家庭で使うアイテムを見てみると、やはりベッドが一番大きな荷物とも言えます。
玄関や廊下・階段の幅や高さを確認
このような大きなベッドを搬入、搬出する場合には、様々なことを想定して考えなければなりませんが、一般的には人力で運ぶあげることになります。設置する部屋が2階や3階といった場合には、階段を通ることができれば問題はありません。
しかしキングサイズやクイーンサイズともなると、階段を通ることは難しくなるでしょう。階段経由での搬入、搬出が難しい場合には、ベランダや窓からの吊り上げを行うことになります。
吊り上げ時には窓の大きさやベランダ、障害物の有無を
吊り上げの場合には、窓枠の大きさ、ベランダの有無等で木々などの障害物があるかどうかなど、様々な判断ポイントが必要となります。物理的に作業が難しいケースもあるため、事前に確認をする必要があるでしょう。
マンションの場合はエレベーターのサイズ、外階段の幅など
そしてマンションの場合ですが、エレベーターに入りさえすれば、高層階であっても問題なくあげることが可能と言えます。この場合には立てた状態でエレベーターの中にまっすぐに入れ込みます。
横幅はエレベーター内部の奥行きに該当します。基本的には階段を使って高層階へ担ぎ上げることは難しいため、マンションの場合には搬入、搬出方法はエレベーターのみとなります。
もしも外階段があるようであれば、担ぎ上げに十分なスペースがあれば、2、3階程度であれば可能になることもあるでしょう。普段からこのような作業を行っている人であっても、実際にやってみなければわからないというケースは非常に多いものです。
例えば建物の形状、搬入経路の状況は、千差万別であることが実情です。ベッドのサイズにも様々なものがあり、エレベーターの奥行きが少しだけ足りない場合でも、対角線を使うことで入ることもあります。
エレベーター内部の横幅、ドアが付いている位置などにより、左右に振れない場合もあるため、可否が微妙になるなど様々です。様々なことを想定した上で判断する必要があるでしょう。